住宅ローンのつなぎ融資とは

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住宅ローンのつなぎ融資について。住宅ローンは、ローン契約を取り交わした時点ですぐに借りられるわけではなく、実際に借りることができるまで少々時間が必要です。住宅購入資金はすぐにでもいるのですが、融資が行われるまでには実際には数日から数十日かかることもあります。このように、住宅ローンの融資が実行されるまでには時間がかかるわけですが、その期間一時的に資金を調達するために行うのがつなぎ融資です。

つなぎ融資で借りてきた資金は住宅のための手付け金や建築着手金の支払いにあて、つなぎ融資で借りた資金は、後に借りてきた住宅ローンで返すという形になります。土地の登記を行うためには手付け金が必要ですが、そのためにつなぎ融資を使います。銀行など金融機関に住宅ローンを申し込むためには担保が必要で、そのためには先に土地の登記をすませることが必要となるわけです。この住宅ローンで融資を受けてから、つなぎ融資を返済します。つなぎ融資を申し込むための契約書や手続き、融資にかかる金利などは、本体となる住宅ローンとはまったく別に取り交わし、支払うことになります。

新築で家を建てる場合、本来買い手が受け取るべき融資の資金を不動産会社が代わりに直接受け取り、その代わりに代金を払う前に登記を認めるという「代理受領」が可能な会社もあります。このような形(「代理受領」といいます)が取れるかどうかは、不動産会社によって違います。従って、建築にかかる資金のうち、初期にかかる分については自分の資金を宛てるのか、つなぎ融資からの資金を使うのか、よく考えて住宅ローンを準備する必要があります。

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