住宅ローンの繋ぎ融資の費用

« つなぎ融資の申し込みに必要な手続き | メイン | 住宅ローンのつなぎ融資とは »

銀行などから住宅ローンとして借り入れをするまでの期間つなぎ融資を利用すると、借り入れた日数の分金利がかかってきます。つなぎ融資の借り入れ期間は短期間ですがまとまった金額がすぐに必要な人のための融資ですから、その分金利は高めに設定されています。融資を受けるには、印紙代、振り込み手数料、印鑑証明や住民票の発行手数料など、その他にもさまざまな経費がかかります。一つ一つの費用はそうでもなくても、申請に必要な経費は合計するとそこそこの金額になります。

このように、本来よりも多く支出することになるので、住宅購入の資金計画にはある程度の余裕が必要になります。つなぎ融資の申し込み印紙の額は借入額によって異なりますが、数万円かかります。つなぎ融資の金利が年利2.4%だった場合、仮に融資額4,000万円とすると1日につき約2,630円の金利が必要になります。2週間借りる場合、利息として払う金額は約46,000円です。こうした利息にもさらに印紙代がかかることになるので、つなぎ融資にはおおよそ5万円ほどの出費がかかってしまいます。

一度のつなぎ融資に12〜15万円くらいの出費は、どうしても覚悟しなければなりません。今ではフラット35という住宅ローンを利用することが多くなってきていますが、フラット35は融資の開始日が月によって何日と定められています。住宅ローンの開始日と、物件の引き渡し日時との兼ね合いによっては、つなぎ融資がなければ支払いが成り立たないこともあります。ローン計画については、よく検討してみましょう。

サイトTOPへ